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親子で一緒に料理をすると楽しいだけでなく、聴覚、視覚、嗅覚、触覚、味覚と五感に働きかけ、子どもの学びにもつながります。でも、「子どもと一緒に何を作ればいいのか分からない」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
今回は親子で作るのにおすすめの、包丁も、火も使わない、電子レンジを使った簡単レシピを2つ紹介します。楽しく、安全に作るためのポイントも記載しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
野菜たっぷりレンジシュウマイ
材料(3人分)
- 豚ひき肉 200g
- ★しょうゆ 大さじ1/2
- ★砂糖 大さじ1/2
- ★酒 大さじ1
- ★オイスターソース 小さじ1 ※ない場合は省略可
- ★塩 ひとつまみ
- ★片栗粉 大さじ1
- コーン缶 適量
- 冷凍枝豆 適量
- 冷凍ミックスベジタブル 適量
- キャベツ、またはレタス 適量
作り方
- コーン缶の水気を切り、解凍した枝豆やミックスベジタブルと一緒に皿に広げておく
- ビニール袋に豚ひき肉と★の調味料を入れ、袋の上からよくもみ込む
- ②の肉だねをスプーンですくって丸める
※少し小さめに丸めると、あとで火が通りやすくなる - ③の肉だねの周りに、①のコーンや枝豆、ミックスベジタブルをくっつける。最後に手でギュッと握り、しっかりと丸める
- 手でちぎったキャベツ(または、レタス)を耐熱皿の上に広げ、その上に④の肉だねをのせる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で約10分加熱する
- 加熱が終わったら、そのまま電子レンジ内に置いておき、予熱で中までしっかり火を通す
●調理のポイント
電子レンジで温める時、下に敷いたキャベツ(またはレタス)が肉のうまみを逃さず、キャッチしてくれます。今回は包丁いらずのコーン缶や枝豆などを使用しましたが、小さな角切りにしたカボチャやピーマンなど、季節ごとの野菜を使ってもおいしいですよ。
お手軽レンジ三色丼
材料(3人分)
- 鶏ひき肉 300g
- ★しょうゆ 大さじ2
- ★酒 大さじ1
- ★砂糖 大さじ2
- ★ショウガ(チューブでも可) 小さじ1程度
- ★片栗粉 小さじ1
- 卵 2個
- 冷凍枝豆 適量
- 冷凍ミックスベジタブル 適量
作り方
鶏そぼろ
- 耐熱ボウルに鶏ひき肉と★の調味料を入れ、よく混ぜる
- ①にふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で約1分半加熱する。1回取り出し、スプーンでよく混ぜてから再びラップをし、また約1分加熱。取り出し、よく混ぜ合わせておく
※火の通りが悪ければ、時間を調整して再度加熱する
卵そぼろ
- 耐熱ボウルに卵を入れ、冷凍枝豆やミックスベジタブルも加えてよく混ぜる
- ①にふんわりとラップをして電子レンジ(600w)で約1分加熱。1回取り出し、箸などでほぐしてから再びラップをし、また約1分加熱。取り出し、よくほぐしておく
- お茶碗やどんぶりにご飯を盛り、その上に鶏そぼろと卵そぼろを盛り付けたら完成
調理のポイン ト
ひき肉は加熱しすぎると固くなるので、加熱時間は少なめに設定し、火の通りを見ながら、追加で加熱するなど調節してください。合いびき肉に塩コショウ、ケチャップで味付けをし、加熱した後、チーズやトマトをトッピングするとタコライス風に。いろいろなバリエーションを楽しんでみてください。
レンジ調理も大人と一緒に
電子レンジでも使い方によっては食材が破裂したり、やけどしたりしてしまう可能性があります。最初は大人と一緒に扱うようにしましょう。
また、卵や肉など、加熱し過ぎると破裂してしまう食材は、ラップにつまようじなどで空気穴を空けたり、使用している電子レンジの機種に合わせ、加熱する時間を調整したりしましょう。
最後に
「子どもと一緒だと準備や後片付けが大変」と思いがちですが、レンジ調理なら、フライパンや包丁を使わないので、洗い物も少なく済みます。何より、子どもたちは料理を通して、食べものの大切さを学び、食への興味や関心も生まれます。手軽に出来るレンジ調理で、親子で一緒に楽しく、おいしく料理できるといいですね。
文:中村美帆
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大手金融機関にてファイナンシャルプランナーを経験。
食育インストラクター、食生活アドバイザー、ジュニアアスリートフードマイスター。
子育て支援団体「ガレット」を立上げ、親子おやつ教室やイベント企画、子ども食堂を主宰。
2021年より、子どもと地域の未来を見据え、合同会社BASE ONを設立。
2023年4月より学童保育施設「かざみどりKids」を開設。
三児の母。三重県伊勢市出身。